山々に囲まれて美しい水の豊富な東京西多摩の日本酒チョコレート「酒楽」

喜正  五日市駅から少し奥、静かな山間にある野崎酒造さんはこじんまりした酒蔵のため生産量が少なく貴重なお酒なのです。こちらの地域では、何処の御宅にも柚子の木があるのが印象的でしたので柚子と合わせました。

千代鶴  あきる野市牛沼の中村酒造さんにはお酒作りの資料館もあり、江戸時代造られた、土蔵造り2階建ての酒造用具蔵を復元し、200年の歴史で用いられた伝統の酒造り用具と各種資料を展示されてます。あきる野市は二宮神社秋季例大祭(生姜祭り)と呼ばれる有名なお祭りがあり、このお祭りの生姜を食べて無病息災や厄除を願います。ですから地域らしい素材は生姜を選びました。

澤乃井 青梅市沢井駅から徒歩3分の小澤酒造さんでは多摩川を眺めながら売店で買ったお酒を澤乃井園でゆっくり呑んで良し、敷地内にある直営店「豆楽」や「ままごと屋」さんで美味しい食事をいただくも良し、日本酒に興味のある方は無料で蔵見学も出来ます。対岸には江戸から昭和時代の装飾品「櫛かんざし美術館」もあります。櫛なんか…と思われる方もいらっしゃるかと存じますが、一つ一つに施された繊細な彫刻や貝細工などの技術は素晴らしく、また日本人の粋を感じられますよ。

そうそう合わせた素材、青梅市と言えばやはり名前の由来ともなっている梅は外せないところです。使用した日本酒は東京では珍しい生酛作りの吟醸酒「東京蔵人」です。

多満自慢  福生市熊川の石川酒造さん、こちらは日本酒の他に地ビールも醸造していらっしゃるの、敷地内にはピザやパスタもいただける「福生のビール小屋」や、気軽に食べたい食事処「ぞうぐら」がございます。売店も品数豊富に揃っていて楽しいですよ、そして蔵見学こちらは歩く場所は少ないですが、お話がとても面白かったですね。他に、地域猫ちゃんにも優しく協力的で保護活動をなさっているスタッフもいらっしゃいました。そして合わせた素材は森の香り杉、なぜって?

それは石川酒造さんの東京の林業を大事にするお話から奥多摩から檜原村あたりの杉の木を使ってリキュール「東京の森」(日本酒なのですが製造方法からリキュールなのですって)を作っている事からなの、この心意気を大事にしたいと感じたのです。使用した日本酒は華やかな「八重桜」

嘉泉  福生市にある田村酒造さんの近くの玉川上水や羽村市の多摩川添いに咲く桜それはそれは美しく春は花見客が集います。お酒が美味しいのは勿論ですが、この恵まれた自然の中にいる幸せを表現したくなりました。合わせた素材は燻した桜、若々しさよりも人生を長く生きて酸いも甘いも噛み分けた大人の魅力かな、使用した日本酒は白麹仕込みの純米、これを御燗でいただくと最高なんです。因みに、このお酒を選ぶ人はかなりの酒好きらしいです(笑)

ちょっと欲張って西多摩の良いとこどり。

東京の日本酒チョコレート、ぜひご賞味ください( ◠‿◠ )

ご予約……当店の他、青梅市今寺のパティスリーテロワール さんでも承っております。

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