材料の働き
洋菓子の基本の材料 それぞれの働きを知ろう。
卵 : スポンジをふっくらと膨らませる役目があります。泡立てた時に出来る気泡が熱膨張して大きくなり、水分の一部が水蒸気になって体積を大きくします。そしてタンパク質が熱によって固まりそのままの形を保ちます。
砂糖 : 生地をしっとりさせ、卵の気泡をつぶれにくくし、デンプンの老化を防ぎ柔らかさを保ちます。けれども、お砂糖が多すぎると過度に卵のタンパク質の空気変性を抑えてしまい泡立ちにくくなります。
小麦粉:小麦粉のデンプンがふっくらした生地のボディを作り、たんぱく質からできたグルテンが生地のつながりとして働いたり適度な弾力を作り出したり、膨らんだ生地が萎まないように支える骨組みとなっています。
バター:コクをだす。風味をつける。
この4つは洋菓子の土台となる基本の材料ですが、作りたいお菓子によって、小麦粉の種類や、材料の混ぜ方、合わせ方、バターの溶かし方、砂糖の加え方が異なります。お菓子作りの基礎講座で、それぞれのお菓子作りのポイントを覚えたら、あなたもケーキ屋さんにも負けない美味しいお菓子が作れるようになれます。
お一人様から開催する少人数制の教室ですので、大事な事を聞き逃したり、分からないままレッスンが終わってしまうことはありません。既に卒業された生徒さんも気楽に質問してこられます。