西多摩の地酒を楽しむ会 その3 最終回
私が日本酒の本当の美味しさを覚えたのは、私の故郷「小澤酒造(株)澤乃井ままごと屋」にお勤めしてからなのです。
故郷と言うのは、小澤酒造(株)さんは、ショコラティエ野﨑和美の産みの親なのです。私がまだ独立前に仲居としてお世話になりながら、ショコラティエとして「澤乃井チョコレート」製造の仕事を与えてくれた恩人なのです。
日本酒の美味しさは、仲居として働きながら質の良い日本酒を見たり、香りを感じたり、蔵々会などでお客様にする蔵人の説明が面白く、自分でも勉強したくなり「日本酒ナビゲーター」の通信講座を受講。
もっと極めれば利き酒師というのもありますが、毎年の更新が大変そうなのでやめました(≧▽≦)
プリントを読みながら日本酒の飲み比べ、冷やしたり、お燗したり、時間の経過で、お酒の状態や変化をみる。面白かったけど、ぶっちゃけ分かった様な分からないような(笑)
お酒は楽しく呑めればよいのですね~(*^^*)
と言いながら澤乃井の日本酒の大ファンとなり給料天引きの増えること(( ´∀` )
今回12種類のお酒をいただきましたが原材料は7種類(お米の種類)そして精米歩合は80%から35%まで、並べて飲み比べると、それぞれの違いが分かりやすく面白かったです。不思議なことに同じ材料で同じ精米歩合でも蔵によって別々の旨みがでるのですね。また飲む順番によっても感じ方が変わることも発見でした。
澤乃井「純米大吟醸」「新酒生原酒 一番汲み」「純米吟醸生もと 東京蔵人」「純米銀印」
多摩自慢「大吟醸」「純米生原酒 あら走り」「東京の森」「山廃仕込 純米原酒」
嘉泉「大吟醸 對鷗」「しぼりたて生酒」「特別純米 東京和醸」「純米酒 白麹使用」
並べると豪華でしょ~。
実は「澤乃井チョコレート」にも「澤乃井 純米大吟醸」を使用しているのです。
香りのよい大吟醸の酒粕を贅沢に純米大吟醸を加えるのですね~。
澤乃井チョコレートは来春も「小澤酒造 澤乃井園」から販売されます。
さあ❕張り切って作りますよ!(^^)!
純米大吟醸は「ショコラ青梅散歩路」の一つ、青梅の酒蔵小澤酒造の大吟醸チョコレートにも使わせていただきました。こちらは蔵をテーマにしているので、より日本酒感を強く出しました。